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setohの色々殴り書き

島根の日本酒 天穏を楽しむ #始めよう島根のお酒 #板倉酒造 #天穏

ハロー、@seto_hi です。

島根県の板倉酒造さんの天穏が手に入ったので、飲みます。

なんで手に入ったの

初めての島根の日本酒 トライアルキャンペーン で当選しました。

初めての日本酒と言いつつ、飲んだことがある人も応募できるキャンペーンです。
最近島根の日本酒飲めていないなと思って応募してみたところ運良く当選しました。ありがとうございます。

感想をSNSに投稿することが条件なので、せっかくの機会と思い真面目に書きます。(ここまでちゃんと書いてとは言われていないです、趣味です)

島根の日本酒と私

島根の日本酒との出会いは多分10年前だと思います。
同郷の親友が島根の大学に行き、友達に会いに松江に遊びに行ったときに蔵巡りをしました。
そのときは松江にある国暉、豊の秋(米田酒造)、李白の3つの蔵に行きました。
まだあまり日本酒に詳しくない頃だったのですが、国暉の純米吟醸が甘みと香りうまみのバランスが良く、お値段も安くて衝撃を受けました。自分を日本酒沼に招き入れてくれた日本酒の1つです。

2015年にも松江に行き、蔵巡りをしました。
その際は李白のベニバナ酵母の日本酒が香りが良くおいしかったことを覚えています。

ところで知り合いの @ymnd が島根の日本酒好きです。このキャンペーンを見つけてくれたのもymndです。
彼はどちらかというと島根の県央あたりのお酒に詳しく、そちらには旨みのある日本酒が多くてクセになる日本酒が多い印象です。食中酒や燗でおいしくいただくことが多いです。

お酒の情報

今回いただいたお酒は天穏の純米酒です。
天穏は以前飲んだことがあり、旨みがよく出ているという印象でした。
お米は奥出雲の五百万石を60%に削ったものです。地元の素材で仕込む地元のお酒が好きなのでスペックだけでお酒が飲めます。

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https://www.tenon.jp/tenon/

蔵のサイトを見ましたが、飲み方や保管の方法まで書いてあってとても素晴らしいです。良い物を作っても正しく使って貰わないと意味がない、自分の仕事でも感じています。
無窮天穏は技術の塊とも言えるお酒なので、技術者としては見ているだけで飲みたくなってきますね!

とか言いつつ自分はあまり銘柄やスペックに興味がなく、おいしいお酒ならなんでもいいです。
好きな蔵でもおいしくなければ否定的です。例えば今年だと造りを大きく変えたa...おっとそろそろ飲みましょうかね。

飲んだ

まず常温(24度)でいただきました。

写真には残らない程度ですが、薄く黄色が買っています。
口当たりはまろやかで柔らかさがあります。味はスッキリとした中に旨みがあります。イメージしていたよりも酸味が強めです。お猪口で飲むと酸味がやや控えめになりますが、平盃で飲むとより酸味を味わえます。やや苦みもあります。ウォッシュ効果がある食中酒という印象です。

醤油系の料理と合わせてみたところ、非常に相性がいいです。旨みが増幅されるようです。
夕飯はミートボールのトマト煮だったのであえて合わせてみましたが、イケます。そこまで強い味付けではない料理ですが、お酒も全然負けていません。

次は冷やしてみました。控えめに15度くらいです。
鼻に抜ける酸味が心地よいですが、やや苦みが増します。個人的には常温の方は好きです。もうちょっと冷やしてもよかったかなと思います。

最後は燗です。
50度まで上げてみましたが、おいしいです。これは好きです。甘さと酸味と苦みのバランスが抜群ですね。もう少し旨みが出てくると思いましたが、ほどほどです。
温度が下がってくると苦みも消えて旨みが出てきます。50~40度で楽しむとよさそうです。奥が深いですね。

料理のために温度計を買ったのですが、完全にお酒の温度を見るために使われています。全く予想していませんでした(棒読み)

 

あえて悪いところを挙げると、常温ではややピリピリとしたアルコールを感じます。まだお酒としてなじみきっていない感じがあります。
個人の趣味で、一旦3ヶ月常温で寝かせてみようと思います。恐らく6~9ヶ月でまとまってくるのではないかと思います。蔵も熟成を味わいたい場合は常温と言っているので安心して寝かせられます。恐らくアルコールがなじんでまろやかになって、苦みも抜けて良く伸びくれると思います。

最後に

しっかりと日本酒を味わうと学びが多いですね。
調べていくうちに飲みたい日本酒もいくつか思い浮かびましたし、島根の日本酒はやはり深いなと感じました。
サンライズ出雲に乗れば東京駅から乗り換えなしで行けるというアクセスの良さ(※個人の感想です)も魅力です。サンライズは日本唯一の定期運行している寝台特急なので乗るだけでワクワクします。
松江駅近辺と出雲市駅近辺に日本酒の蔵がいくつかあるので、また巡りに行きたくなってきました。名産のしじみとも合わせたいですね。
まとまらなくなってきたので、今日はこのくらいにしたいと思います。

以上!

デグレを減らすリファクタリング手順

ハロー、@seto_hi です。

最近は業務でリファクタリングをやっており、できるだけデグレをせずにリファクタする方法を考えてきました。
言語化のため、記事にしたいと思います。

リファクタリングの分類

まず、リファクタリングは2つに分類ができると思っています。
動作の変更がない修正(非破壊的修正)と、動作の変更が入る修正(破壊的修正)です。

例えばメソッドを別クラスに移動させたり、クラスに切り出したりするだけではほとんどの場合に動作の変更がないので、非破壊的修正と言えます。
アルゴリズムを変えたり、コードを全部書き換える場合などは破壊的修正になります。

では非破壊的修正だけすればいいのか

非破壊的修正だけを繰り返せば理論的にはデグレは発生しません。
しかし現実は破壊的修正も行わないとコードは綺麗にならないと思います。

破壊的修正の安全性を高める方法があります。テストをすることです。
可能な範囲はテストを書き、コードだけでカバー仕切れない場合はアプリを実行して手でテストをします。
破壊的修正によってコードを全部書き換えたとしても、テストで動作が保証されていればデグレを起こす可能性は下げることができます。
テストで動作の同一性が完全に保証されている場合はコードを全て書き換えても非破壊的修正と言えると思います。

手順化

リファクタリングをするにあたって大事なことは、手順を明確にすることです。
特に、各手順が非破壊的修正と破壊的修正のどちらであるかを分類することが大事です。
デグレが発生しやすいのは破壊的修正の部分であるため、そこを厚くテストするなどといった対策を立てやすくするためです。

現状の実装から理想的な実装に持って行くにあたり、どんな修正が必要なのか、手順に依存関係はあるのか、どこに破壊的変更を入れる必要があるのか、を洗い出して手順に落とします。
だいたいの場合は一段階で理想的な実装に持って行くのは難しいと思います。非破壊的修正を数手順行い、破壊的修正の範囲をできるだけ小さくすることによってデグレの可能性を減らすことができます。

実例

簡単な例ですが、MVCのコードをAndroidRecommended app architectureにする例を考えます。

まずは通信などのロジックをRepositoryに切り出します。これはロジックをクラスに切り出すだけなので非破壊的修正です。AndroidStudioのRefactor機能を使えばより安全にできると思います。
ロジックが気に食わない場合、Repositoryのテストを書いてから修正をしていきます。これは破壊的修正ですが、テストによってデグレの可能性を減らすことができます。

次にViewModelを作成します。
通信などの処理をViewModelからRepository経由で行うようにし、結果をLiveDataに入れ、ActivityなどでObserveします。これは破壊的修正です。
Repositoryが返す結果によってLiveDataに何が入る、というテストを書くとViewModelに関する処理はデグレの可能性を減らすことができます。
ViewModelの動作は保証できても、ActivityでObserveする部分でデグレしている可能性が残ります。テストでも保証することが難しい部分であるため、この部分については実機でのテストなどで保証をすればよいのではないかと思っています。

こういった手順を踏めば、デグレを起こす可能性を減らすことができます。

 

注意すべき点を意識し、安全なリファクタリング生活を送りましょう。

以上!

グロースで陥りがちな判断

ハロー、@seto_hi です。

最近は業務でグロースをやっているのですが、我々は人間なので間違えた判断と意思決定をしがちです。
よく陥るポイントを書きます。

「あまり使われていない画面だからリニューアルして伸ばそう」

動線が悪くて使われていない画面の場合、リニューアルしても使われないと思います。
ポップアップなどで機能にアクセスさせようとしても、ユーザーは見流す可能性が高いと思います。あとポップアップは邪魔です。

そもそもユーザーのニーズが捉えられていない画面なので使われていない場合、リニューアルには効果がないと思います。

「なぜ使われていないのか」という原因を分析することが大切です。

「よく使われている画面だけど使い勝手が悪そうなのでリニューアルしよう」

よく使われているならわざわざリニューアルして、混乱を招かなくてもいいのではないでしょうか。

また「使い勝手が悪い」ことと、「こちらの意図した通りにユーザーが動かない」ことは別の話です。
使い勝手が本当に悪いかは定性的に調べる必要があると思います。

「こういう機能を使わせたいから、動線を強化しよう」

こちらの意図した通りにユーザーを動かす事はできません。押しつけても無駄です。

「ユーザーに使わせる」のではなく「ユーザーが使う」ものを作るべきです。

 

上記のような話は画面遷移率や機能の利用率だけを見ている場合に起こりがちです。
定量的な指標だけでなく定性的な指標にも目を向けて、その結果として上記の判断をするのであれば適切である可能性は高いと思います。
ユーザーの本当に欲しいものを作っていきましょう。

 

以上!

コンテキストスイッチとの戦い方

ハロー、@seto_hi です。

大量のタスクを抱えた結果、コンテキストスイッチにコストを払っている暇がなくなりました。

マルチタスクになって並列で仕事をこなせればいいのですが、自分はシングルスレッドの性能を高めるように生きてきたのであまり得意ではないです。
シングルスレッドで多種のタスクを行うには、コンテキストスイッチから逃げることはできません。

自分がどのようにしてコンテキストスイッチと戦っているかを書きます。

 はじめに

コンテキストスイッチを上手に行うにはある程度の慣れが必要だと思います。
自分も以前は得意ではありませんでしたが、やっていくうちに慣れてきました。

スイッチングコストの原因

コンテキストスイッチが大変なのは、恐らくタスク間のスイッチングコストが高いことだと思っています。
この原因を考えた時に、自分の中では大きく2つあると気付きました。

まずはやる気が出ない問題です。
新しいタスクをやらなければと思っても、なんとなく手が動かなくて、タスクに取りかかれないという状態です。

もうひとつは集中できない問題です。
新しいタスクをやり始めても前のタスクのことや次のタスクのことを考えてしまい、あまり集中できないという状態です。
あとはデータ分析→UIデザインなど、全く違う分野のタスクをやると集中することが難しいです。

これらに対処すればスイッチングコストを下げることができるはずだという前提で対策を行っています。

対策

前提

睡眠をしっかり取る、血糖値をコントロールするなど、パフォーマンスが出る体調にしておくことは大前提です。

また、コンテキストスイッチができると思い込むことも大切です。
できないと考えていると、実際はうまくっていても否定的に見てしまうことがあります。
自分はコンテキストスイッチができる、生まれながらのコンテキストスイッチ名人、スイッチングコストゼロ太郎だ、と思いながら毎日仕事をしています。

対策1 : 環境を変える

「今から自分は違うタスクをやるんだ」と意識するために、環境を変えます。

座り作業から立ち作業にしたり、BGMの音楽を変えたり、飲み物を変えたりと色々な環境を変えています。最近は家なので服装を変えたり髪型を変えるまでやることもあります。

トイレに行ったりキッチンで飲み物を準備したりと一旦物理的にデスクから離れるのも効果がありました。
あとは無意味にジャンプしたりストレッチしたりもします。

対策2 : とにかく手を動かす

「 何かをやり始めるとやる気が出る」という脳の働きは色々なところでよく言われています。自分はこれが当てはまると思うので、とにかく手を動かすようにしています。

とりあえずテストを実行してみたり、空のファイルを作ったり、クラス名だけ書いてみたり、関係のあるURLを開いたり、とハードルの低いタスクで手を動かします。
文章などを書く場合は最初からちゃんとしたものを書こうとせず、とりあえず箇条書きでひたすら書き出します。
そうしていくうちに徐々に「次は○○をするか」という思考になっていき、エンジンがかかることが多いです。

それでもうまくいかない場合は「もうちょっとだけやってみるか」と自分に言い聞かせて手を動かし続けると自然と集中できる気がします。
本当にダメな場合には「 やり始めるとやる気が出る」という強く法則を意識して、歯を食いしばってやり続けることもあります。こういう場合はだいたい疲れているので、急ぎでない時は休憩をした方が後の効率が上がると思います。

対策3 : 飛んできたタスクを即打ち返す

色々タスクが溜まってくると、タスクが溜まっているということだけで頭がいっぱいになります。

タスクが溜まっていなければこれに悩むこともないので、5~10分程度で対応できるタスクは気付いた瞬間に打ち返すようにしています。
5~10分で終わるタスクは調べることや考えることが少ないタスクのため、割り込みで作業をしてもあまり脳への負担にならない気がしています。

対策4 : 書き出して脳内から消す

簡単なタスクは即打ち返すことにしても、そんなに簡単なタスクばかりではありません。
溜まってしまったタスクに関しては、とにかく書き出すことでこれに対処しています。

1~2日以内に終わらせる仕事はslackの分報にメモし、それ以上かかるタスクはTodoistに積んでいます。slackのリマインダーもよく使います。
これによってやり忘れることもなく、溜まったタスクを意識することが減りました。

また、1日の業務の終了前に翌日のタスクを分報に書き出しています。
やはり始業直後は脳のエンジンがかかりにくいと思うので、何も考えずにやることが決まっているということは楽です。

最後に

これは自分なりのコンテキストスイッチのコストを減らす方法であり、万人に通用するものだとは思っていません。

コンテキストスイッチが苦手」で済ませずに、細かな原因を分析して対策をすれば各個人に合ったコンテキストスイッチの方法が見つかる可能性が上がると思います。

 

以上!

週5でペアプロ生活

ハロー、@seto_hi です。

 

弊チームではペアプロ・モブプロを積極的に行っており、特にAndroidチームではここ2ヶ月はほぼ毎日1時間半くらいペアプロをしています。
目的達成のためにやや独特なやり方をしているので、意図や手法を書きたいと思います。

なぜペアプロを始めたか

何回か書いていますが自分は事業支援チームに所属しており、現在支援している電子書籍チームでは開発レベルの底上げを期待されています。
チーム勉強会を開催していましたが実践レベルまで教えることは難しく、それを解決するためにペアプロをやり始めました。

目的

ペアプロのやり方や取り上げる内容は目的によって異なってくると思っています。 

弊チームのペアプロの目的は知見・経験の効率的な伝授実践です。

弊チームは現在、アプリ全般のリファクタリングを行っています。
誰が実装しても同じようなリファクタリングができる状態の実現、チームの全員が交換可能な人材になるためにペアプロを使っています。

ペアプロで何をやるか

自分がペアプロについて考えているのは、知見の伝授と実践という目的においては全てをペアプロで行う必要はないということです。

ペアプロでやることは目的の達成のために必要なことだけ絞っています。
また、ペアプロをすると2人分の工数を消費してしまうので、1人でやった方が効率が良いことは1人でやります。

ペアプロ・モブプロは複数人で仕事をしたり、説明しながらコードを書くなど普段と違う環境のため疲れますし、結果にかかわらず「仕事した感」が出やすいと感じています。
この感覚にとらわれず、本来の目的が達成できているかという点に集中することが非常に大事です。

ペアプロでやらないこと

以下はあくまで弊チームの例です。

・不具合調査 (普通の問題ならば個人で対応した方が早い、現状は単純なバグが多くチーム全員が詳細な内容を知る必要がない)
・新しい技術の勉強 (個々が勉強して他のメンバーに教える方が効率がいい)
・雑多な修正 (個人で実装した方が効率が良い、ペアプロでやるほど共有したい内容がない)

ペアプロのやり方

前準備

ペアプロの題材選びには時間をかけています。
弊チームでは自分がリファクタリングの手順をドキュメント化しているので、その手順が適用しやすい画面をペアプロで取り上げます。

また、ペアプロの本質に関係のない修正などは先に修正を済ませてしまうこともあります。

ペアプロ本番

だいたいの場合、1つの手順書について2回ペアプロを行います。

1回目は瀬戸が手順書の説明をしつつ、実装も中心的に行います。
イメージ的には3分クッキングみたいなもので、おおまかな手順を掴んで貰うためのペアプロです。「実装しておいたものがこちらです」みたいなこともやります。

2回目は同僚に手順書通りに実装をしてもらいます。
ここで同僚が一切の迷いなくスラスラできるということは(主に瀬戸の説明不足によって)あまりないので、手順書を修正したり3回目のペアプロを行ったりします。

ペアプロ中の意識

コーディング担当のときは、とにかく喋ることを意識しています。
他人が無言でコードを書いているのを見るのは(オンラインだと特に)つらいので、無駄なことでも喋ります。
・何をしているか
・どういう意図か
・関係するコンポーネントの雑学
などをよく喋ります。

あとはAndroidStudioの機能を使うことも意識しています。
特に「refactor」メニューには色んな機能があるので、試してうまくいったりうまくいかなかったりしています。

同僚がコードを書いているときは質問をしまくります
「○○ってどういう動作するんでしたっけ」という質問をよくしています。
間違えたときだけ質問をすると質問をした際に身構えられてしまうので、正しい実装でも質問をしています。
正直質問される側は大変だと思うので、心理的負荷を下げつつ質問できるような手法があったら知りたいです。

 

こんな感じで毎日ペアプロしています。

以上!

半年間チーム内勉強会をやってみて

ハロー、@seto_hi です。
最近はFatActivityと戦いつつ自分のFatを減らしています。

去年の12月から半年ほどかけて、チーム向けのAndroid勉強会(全15回)をやっていました。
狙いや成果などについて書きます。

チームの構成と勉強会の狙い

 自分が11月末に今のチームに入った際、自分以外のメンバーはAndroidエンジニア1人(Android経験半年、元iOSエンジニア)とiOSエンジニア3人という構成でした。
明らかにAndroidの馬力が弱く、開発速度に差が出るのは目に見えていました。

また自分はチームの開発を軌道に乗せる開発支援の立場のため、ある程度の期間でチームを離れることが決まっていました。
経験上、その程度の期間一緒に働いただけで一人前のAndroidエンジニアに育て上げることは難しいと考えており、効率的に知見を共有するためには知識のインプットに特化した場が必要だと思っています。

前職でも勉強会をやっており、効果があったことは体感していました。
そのため、チーム向けに勉強会を開くことを決めました。

勉強会の概要

勉強会を開催するにあたり、以下の点を意識しました。

  • 参加しやすいように毎週決まった時間に行う
  • だらけないように最大15回で終わらせる
  • 15回程度では基礎から実践まで行うのは無理なので諦める
  • 広く浅く教え、実践についてはペアプロなど別の手段に頼る
  • 1回30分程度にして知識を詰め込みすぎない
  • 質疑応答の時間を必ず作って、より深い理解をしてもらう
  • 現状のAndroid開発の主流とそこに至る歴史や背景を話す
  • 後で自学できるように参考文献やリンクはちゃんと書く
  • 後から入った人が参照できるようにスライドはちゃんと残す

15回分の内容を考え、自信に満ちあふれていた時のツイートです。

 任意参加にしていましたが、iOSエンジニアや他チームのAndroidエンジニアも参加してくれました。

勉強会の内容

下記は一例ですが、本職のAndroidエンジニアの方からすると常識な内容ばかりです。

  • Jetpackとは何か、どんな歴史で作られ、どんなライブラリがあるのか
  • 通信関連、非同期処理、Database(ORM)の歴史と現在の主流
  • なぜAndroidではMVVMが採用されることが多いのか
  • 社内の推奨アーキテクチャと技術選定の背景
  • multi moduleのメリットと実装戦略
  • テストで何を保証すべきか、テストライブラリの主流

成果

参加者がどう受け取ってくれたかは分かりませんが、良かったとは言ってもらえました。

自分の成果としては、ペアプロなどの際にライブラリの説明などをする時間が省けたため効率的に時間を使えたと思っています。

リモート勉強会になった

社会的情勢により、2月の途中くらいからリモート勉強会に切り替えました。

率直に最初は滅茶苦茶やりにくかったです。
うなずきなどのリアクションが見えない、(みんなノイズが入らないようにミュートにするので)声も聞こえない、という状況で無に向かって喋っている感覚でした。
途中からは考えを変え、発表の収録をしていると思い込むようにしました。
ラジオMCをやっているイメージで喋ると心なしか饒舌になり、反応がなくても特に気にならなくなりました。

聞く側としても身振り手振りが見えなくなっているはずなので、どういう印象だったかはちょっと気になります。

自分に関する成果

主目的はチームの成長のための勉強会ですが、自分のプレゼン能力の向上も狙っていました。
自分の発表に関する課題は2つあり、スライド作成に時間がかかることとアドリブが一切効かないことです。

いつも登壇の際には完全な読み上げ台本を用意し、その通りに読み上げれば発表ができるように仕込んでいました。
恐らく聞く側の方には問題はないと思うのですが、発表者側からすると練習に莫大な時間がかかるためかなりの負担になっていました。
(DroidKaigiの40分の発表のためにスライド作成と発表練習で100時間くらい準備時間をかけているというとわかりやすいかと思います)

スライド作成時間については、初期の頃は勉強会の30分の資料を作成するのに6~8時間程度かかっていましたが、最終的には3時間程度で作成できるようになりました。
初期の頃は調べる時間がかかっていたというのもありますが、純粋にスライドを作る時間も早くなりました。
プロットを打たなくても必要な内容が思い浮かぶようになり、理解してもらうための工夫などもパターン化できてきたと思います。

アドリブが効かない点の解消のために、勉強会の発表は一切台本なしで行いました。またスライドの読み上げだけをするのではなく、理解しやすいような言い回しや抑揚をつけることも意識しました。
個人的な感想になってしまいますが、初期の頃よりは台本なしでも伝える技術が上がったと思っています。こちらもパターン化ができたので、経験を積めたことが大きいです。

今後について

勉強会という形での知見共有は終了しましたが、Androidチームとしては必要に応じて知識の共有の場を作っています。

そして...

社のAndroid開発のレベルを底上げしていきます。
Comming soon!

楽しいリモート生活

ハロー、@seto_hiです。

リモートで仕事をするようになったので色々書きます。
リンクはありますがアフィとかはないです。

環境

元々机は持っていたのですが、昇降デスクに買い換えました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07GNXB9PR/

幅が90cmくらいのものがよく、ガス式の昇降デスクが欲しかったのでこれになりました。当時は16kくらいでした。
足下に横のパイプがあるので椅子のキャスターと干渉しますが、椅子を使わなくなったので特に問題になっていません。

机にはキーボードとトラックボールとPCくらいしか置いていません。
リモートだとひとつのタスクに集中しやすいので、ディスプレイを置いて気が散るのが嫌だなと。
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お酒はあまりにも殺風景なので置いてあるだけです。飲んでません。本当です。

メリハリをつけるため食事用のテーブルは別に用意して、そちらでは一切仕事をしないようにしています。ベッドでも仕事しません。

椅子

悩んでいるうちにタイミングを逃したので元々あった安い椅子のままです。
前に色々座りましたがokamuraのシルフィが一番体に合うという結論になったので、可動肘のものが程よい値段になるのを狙っています。

あとGW明けくらいからはバランスボールを使っています。安い椅子よりも好きです。
でも気温が高くなるとちょっと蒸れますね。

ベランダ作業

部屋にずっといると飽きるので、ベランダを有効活用しています。
ほぼ毎日1時間くらいはベランダで日光浴しつつ仕事しています。

ベランダで作業する用の椅子も買いました。
友達にそそのかされてHelinoxです。気に入ったので別の友達をそそのかしたらHelinoxを買いました。広がるHelinoxの輪。

www.helinox.co.jp

そそのかされてローテーブルも買いました。スマホとか飲み物を置くのに便利です。

www.captainstag.net

これでいつでもキャンプに行けます。あとはバーナーが欲しいです。

飲み物

いい飲み物があると仕事が捗るので積極的に課金してます。

普段は主にとうもろこし茶を飲んでいます。
むくみやすい体質ですが、これのおかげで少し解消できている気がします。

去年のブログにも書いたのですが、丸八製茶場のほうじ茶が好きです。
4月終わりににセールをやっていたので買い込みました。
ホットは安定のおいしさなのですが、水出しのほうじ茶を初めてやってみて気に入りました。茶葉を贅沢に使うので頻繁にはできないのが難点です。

www.kagaboucha.co.jp

暑くなってきたので水出しコーヒーを作れるようにしました。
放置しておくだけでコーヒーができているので便利です。

フィルターインコーヒーボトルwww.hario.co.jp

変えたこと・変わったこと

以前は全然家にいなかったのですが、家にいる機会が増えたので色々と変わりました。

お酒

飲む頻度を減らしました。厳密に週2日を上限にしています。リモート飲みが中心で、ひとりで飲むことは減りました。
東日本大震災のときにアルコール依存症になった人が増えた話を本で読んだことが影響しています。

こんなタイミングなので地方から好きなお酒を取り寄せています。保管スペースを増やしたくて冷蔵庫を大きいものに買い換えました
飲む機会が減ったのでなかなか売り上げに貢献できないのが残念ですが、常温保存できるお酒ならいくら買っても大丈夫ということに気づきました。

リモート飲みでみんなで同じお酒を飲むというのをやったのですが、一体感が生まれてよかったです。

運動

ずっと家にいるとさすがに運動不足を感じるので、fit boxingをはじめました。
負荷を上げるためにアンクルウエイトとエクササイズバンドを付けています。しんどいです。すごくしんどいです。
リングフィットもはじめました。
朝リングフィット、夜fit boxingでしあがっています。ここまでやる必要あったんだっけって思ってます。

副業

久々に再開しました。休日に何もしないのはもったいないので。
Androidアプリのリファクタをしています。楽しいです。

勉強

暇な時間が増えたので。
仕事系の勉強と趣味の勉強と英語の勉強をやっています。
負荷にならず、楽しめる程度にしています。

睡眠時間

通勤時間がなくなって可処分時間が増えたので睡眠も増えました。
平均睡眠時間が8時間→8時間半、深い眠りが2時間→2時間20分くらいになりました。
睡眠前にリラックスする時間がとれるようになったおかげで深い眠りが増え、仕事の集中力も上がっています。

 

できる限り環境を整え、適応することを心がけたおかげで心身ともに以前よりも充実している気がします。

あんまり難しく考えずに、肩の力を抜いてやっていこうと思っています。

以上!