その先へ

setohの色々殴り書き

作ったサービスの終了にあたって

雑記

3年前に作ったサービスが終了すると連絡が来た。
悲しいが仕方がないことだと思う。

当時の自分としては作れる限りの最高のアプリを作った。それは今でもそう思う。
ただし、見ていたゴールが作ることだったなと思う。
その頃は自分に全能感があり、いいものを作れば売れると思っていた。
間違ってはいないと思うが、「いいもの」と言うためにはレベルが低かったと思う。
アプリの実装と最低限のアプリデザインはできても、ユーザーの感情を動かすアプリを作ることはできなかった。

何より、チームの輪を壊した。
「俺が作った」という気持ちがあり、本当に態度が悪かった。HRTなんて全くなかった。
当時しっかりと怒ってくれた同僚には本当に感謝している。

ひとりの力で成功できるなら、会社でやる必要はない。
複数人が得意分野で協力するからこそ大きな価値が生み出せると思う。
お互いに実力を出せる環境を作ることも実力のうちだと思う。

良いアイデアだったとは思う。
もう少しチームで方針を練れていればチャンスはあったと思う。
自分がそれを壊してしまった。

両親はサービスをよく使ってくれていた。
退職したら使わなくなるかもと言っていたが、退職後も使ってくれた。サービスが終了したらどうしてと聞かれた。
救いはそこしかないが、それで救われてはいけない。

悲しい、悔しい、申し訳ない。