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setohの色々殴り書き

DeNA社のSWETチームで4ヶ月ほど働きました

ハロー、@seto_hi です。

DeNA社のSWETチームで4ヶ月ほど働いた+副業として働いたので感想を書きます。
一言で言うと、めっちゃ頭を使ったので少しレベルが上がった気がします。

あらすじ

去年の6月にフリーランスをやるとブログで書いたところ、新卒の同期である @soranakk からDeNA社どうですかという連絡が来ました。
ブログに「得意分野:レガシーコードの改善」などと書いていたので、SWETチームに興味を持っていただいたようです。

こちらとしてもSWETに潜入すればテストのノウハウを盗んで学んで技術的にレベルアップできるのではと思い、お仕事を引き受けました。この狙いは達成できたと思います。

おしごと

業務内容

MOVのAndroid版のリファクタリングをしていました。
具体的な内容については SWETのブログの記事 にまとまっています。

様々な歴史的経緯があり、とにかく状態が多いコードでした。
テストを書けるコードにするために状態を減らし、責務を適切に分割してあげることが主なタスクでした。

働き方

7月後半から10月末まで週2で働いていました。
当初は9月末まで出社の予定だったのですが、就職が予定よりも1ヶ月遅れたのでその分延ばしてもらいました。ありがたかったです。

在籍中はリモートしても良いと言われていたのですが、結局全日出社した気がします。
会社が家から近かったので通勤にそんなに困っておらず、直接コミュニケーションできるメリットの方が大きかったので。

就職後も副業としてお手伝いをするという約束になっていたため、12月は副業として稼働しました。
副業の方は納期があったのでちょっとドキドキしましたが、無事に対応できたで良かったです。
(最近納期が厳しくないタスクが多いので、久々にいい緊張感でコードを書けました)

SWETについて

SWETは専門分野によっていくつかのチームに分かれており、自分はAndroidのチームでした。Androidチームのメンバーには @fgfgtkm さんや @sumio_tym さんがおり、様々な点で助けていただき、色々教えていただいて本当に勉強になりました。表現できないくらい感謝しております。

SWETはスペシャリスト揃いという感じで、Androidチーム以外の話は正直全然ついていけませんでした。
学ぶことがたくさんあるので、若手エンジニアを半年くらい預けたらめっちゃレベルアップして帰ってきてくれそうです。

Android系の人材を募集しているらしいので、興味のある方は是非連絡してみてください。

良かったこととか反省とか

良かったこととしては、少しはコードの修正でコミットできたことかと思います。
最初にコードを見たときは状態を把握するだけで自分の脳のstackがoverflowしてしまうくらい複雑で、自分は何もコミットできずに終わるのではないかという不安がありました。
実際、最初にフロー図を書いた際はあちこちにデータが飛び交って非常に複雑だったのですが、最終的には適切な流れに整備できたかなと思います。
でももっと修正できたはずなので成果には満足できておらず、心残りがあります。

業務の中で色々と勉強になることが多く、現職でとても役に立っています。
テストにおいて「何をするべきか」「どこまでやるべきか」あたりの事が自分の中で腑に落ちたので、自信を持って進められています。
こういった知見を得るのはSWET以外では難しそうな気がします。

反省点として、業務にフォーカスしすぎてSWETの他チームのメンバーや社内のAndroidエンジニアとあまり交流できなかった点は後悔しています。

同僚

SWETは福利厚生。これは間違いないです。
社内にテストを根付かせる活動をしており、色々な企画をしています。

また、DeNA社にはAndroidエンジニアが多く所属しており、石を投げればDroidKaigi登壇エンジニアに当たるくらいいます。
MOVチームは特にAndroidエンジニアが多かったのですが、毎日の昼会?でいつも楽しそうな笑い声が聞こえてきたので、良い雰囲気だなぁと思っていました。

DeNA者では毎週火曜日にAndroidエンジニアが集まる会があり、新しい技術の話をしたり技術的な相談をしたりしていました。
詳細な内容はconfidentialですが、面白かったのは間違いないです。

2019年の年末にDeNA社のAndroidエンジニアの忘年会に呼んで貰ったのですが、20人くらい参加していて、人がいっぱいいる..羨ましい..弊社に2~3人分けて欲しい..という気持ちになりました。
それだけ人がいてもまだまだ足りないらしく、勢いを感じます。

 10月末の退職の際にはお酒をいただいたりして、気遣いがとてもうれしかったです。ありがとうございました。

まとめ

勉強になった、この一言に尽きると思います。
同時に、テストの難しさについても学びました。テストを書けるようになるのがゴールではなくて新しいスタートなのだと思っています。

テスト方面については発信する割合を増やしていく所存です。

 

以上!