ハロー、@seto_hi です。
最近は業務でグロースをやっているのですが、我々は人間なので間違えた判断と意思決定をしがちです。
よく陥るポイントを書きます。
「あまり使われていない画面だからリニューアルして伸ばそう」
動線が悪くて使われていない画面の場合、リニューアルしても使われないと思います。
ポップアップなどで機能にアクセスさせようとしても、ユーザーは見流す可能性が高いと思います。あとポップアップは邪魔です。
そもそもユーザーのニーズが捉えられていない画面なので使われていない場合、リニューアルには効果がないと思います。
「なぜ使われていないのか」という原因を分析することが大切です。
「よく使われている画面だけど使い勝手が悪そうなのでリニューアルしよう」
よく使われているならわざわざリニューアルして、混乱を招かなくてもいいのではないでしょうか。
また「使い勝手が悪い」ことと、「こちらの意図した通りにユーザーが動かない」ことは別の話です。
使い勝手が本当に悪いかは定性的に調べる必要があると思います。
「こういう機能を使わせたいから、動線を強化しよう」
こちらの意図した通りにユーザーを動かす事はできません。押しつけても無駄です。
「ユーザーに使わせる」のではなく「ユーザーが使う」ものを作るべきです。
上記のような話は画面遷移率や機能の利用率だけを見ている場合に起こりがちです。
定量的な指標だけでなく定性的な指標にも目を向けて、その結果として上記の判断をするのであれば適切である可能性は高いと思います。
ユーザーの本当に欲しいものを作っていきましょう。
以上!