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setohの色々殴り書き

株式会社ノハナを退職しました(3年5ヶ月ぶり2度目)

ハロー、無職です。@seto_hi です。

今回は1年7ヶ月半、通算で5年9ヶ月半働いたノハナを2022/11/15で退職しました。

退職理由

長く働いていれば色々ありますが、一番の理由はもっと成長したいという気持ちかなと思います。
同じ会社でも成長し続けることはできますが、今の自分の課題感だと違う環境で経験を積んだ方が良いと感じたので、今回は手っ取り早く環境を変えて成長強制ギプスを装着するような感じです。

ノハナでやったこと

Android 5割、データ系4割、その他1割くらいの割合で仕事していた気がします。

Android

少ない人数で効率的にできるように色々やりました。
テストを書きやすい設計に変えたり、スクリーンショット画像のVisual Regression Testを入れたり、フォトブックの組版画像もVRTできるようにしたり、QAチームと協力して(というかほとんどQAチームの力で)回帰テストが毎日回るようにしたりしました。
おかげで放置されまくってたライブラリのアップデートもゴリゴリ進めることができて、モダンなAndroidアプリ開発への追従もできたと思います。
Jetpack Compose導入はペアプロで勉強しながら進めつつ、最後の最後で設計方針の決定までできたので良かったかなと。Compose導入のためにHilt化してMulti module化する方が大変でした。

データ分析基盤の整備

基本的なデータが自動更新されて、KPIやKGIの進捗がいつでも最新で見れる状態になり、データのソースの一元化もできたので、データの民主化として最低限はできたかなと思います。
初めての経験だったので改善点は色々ありますが、果たして今後のキャリアで生きることはあるのだろうか。

価格改定時の試算

業務でデータ分析も少しだけしていたので白羽の矢が飛んできたのですが、当然試算の経験はないし粗利営業利益って何それ状態からのスタートでした。
締め切りが決まった中でまずは何をやったらいいかを洗い出して計画を立て、色々勉強しつつ過去と現在の分析をしまくって社運が懸かる試算を出すというのはなかなかタフな試合でした。
試算結果はいい線いっていた部分もあれば分析が甘かった部分もあって、振り返りしながらめちゃくちゃ冷や汗をかきました。会社潰れなくて良かったです。
在籍中で一番勉強になったしいい経験が積めたと思っています。

改めて振り返るとよく働いたような気もするし全然働いていないような気もします。

よかったこととか

自分がユーザーのアプリを作ることは楽しいという原点に戻ることができたのは良かったなと思います。
第一次ノハナ期はそんなにフォトブック作ったりしなかったんですが、復職後はほぼ毎月フォトブックを作るようになりました。その中での不満をアプリ改善に繋げることができて、新卒の頃に感じていたtoCアプリを作るワクワク感を少し思い出すことができました。
色々な所を高速化したので使う上でのストレスは少し減ったように感じます。

自分の守備範囲を決めずに幅広いタスクをやったのも良かったかなと思います。
エンジニアリングに限らず、人が足りないタスクを拾って経験を積んだのは今後強みになってくると思ってます。それでもまだ幅が足りないと思うので広げていきたいですね。

あとは自社商品を使ってプロポーズしたのは貴重な体験でした。
ノハナのプレミアムフォトブックは人生の大事な場面にも使える素敵な商品です。プロポーズも成功しました。これは宣伝であり個人の感想です。
(その中で印刷後の画質あんま良くないなと思って自分でコードを修正したのは中々シュールな体験でしたが。)

nohana.jp

次の職場

ずっと無職でいたいところですが、悲しいことに12/1から会社員に戻ります。
次の職場では12年くらいやってきたAndroid開発を完全に捨ててフロントエンドエンジニアになります。
りあクト!を読んで完全に理解したような気持ちになっているので早く何もわからなくなりたいですね。
詳細はまた後日。

以上!